以前、風俗業界がおかれている状況についての記事を書いてみたのですが、
今回はその中にあるデリヘル業界について的を絞って書いてみたいと思います。
まず、
商業的に成り立つあらゆる業種には、
- 導入期
- 成長期
- 成熟期
- 衰退期
があると言われています。
デリヘル業界においては、
上記のプロセスを経ながら今では衰退期にあると考えられるでしょう。
まず、
デリヘル業界は人間に絶対的に必要な性欲を満たす為の商売になる
ので、
1と2の「導入期、成長期」は特にいびつな状態(過剰な盛り上がった状態)にあったとも言えます。
デリヘル業界における導入期、成長期とは、
風俗の主流が無店舗型に大きく変わった15年以上前に遡りますが、
- サラリーマンが副業として経営を始めるケース
- 個人事業主が本業の傍ら兼業として始めるケース
等も多くあり、
それらの人達がお店を運営しても成功するケースも多くありました。
その頃は、
風俗の主流が店舗型から無店舗型に移行したことにより、日本中のラブホテルが実質的に風俗店のプレイルームになった
という大きな変革が起きたこともあり、デリヘルの店舗数の増加は、異常な早さで増加を見せていました。
また、
それまでは都市部に出向かないと、風俗のサービスを受けられない状態を無店舗型の風俗の台頭により大きく変わったことも、
世の男性が性欲を満たすにあたって、風俗を手軽に利用出来る状況を作り出したのもデリヘルの普及の大きな要因の一つと言えるでしょう。
しかし、どの様な業界においても成熟期になると、
- 経営や将来的な展望等ににミスのある企業は淘汰され
- 最新の経営理論やシステムを導入し続ける企業だけが残る
という現象が、
3と4、の「成熟期」「衰退期」には見られます。
これらの要因を満たさない個人経営のお店はどんどん消えて
いき、今ではある程度の規模の大手か、
普通の企業と比べてもそん色のない緻密で洗練された運営が出来ている小規模、中規模のお店のみが残っている状況と言えるでしょう。
デリヘル業界も、
この衰退期に見られる現象の期間を経て、今では成熟期の後にある衰退期にあるのではないでしょうか。
しかし、デリヘル業界というものが射精産業になるので、
人間にはどうしても必要になってくる「性欲を満たす」商売である為、
衰退期の後には安定期があると考えられるでしょう。
※衰退期の後でも、消滅は起こらないということです。
そして、
どの様な業界でも、その業界を破壊してしまうライバルというものの出現に遭遇する事態を受けてしまいます。
デリヘルの場合であれば、
- スマホの普及による出会い系サイトの一般化
- 無修正のデジタル動画の普及
等になります。
どちらも、男性が射精をしたい場合に使うものになり、主な入口がどれもスマホの画面になります。
それらの強力なライバルと、スマホの画面という同じ土俵にて立ち向かう為に、
- 価格面、サービス面での戦略を練り続けながら、常に新しいシステムや方針によって店舗を運営することが出来る店
- 風俗で働く女性の事情を理解しながら、女性を正しく扱えるお店
のみが生き残っている状況になる(なっている)と言えるでしょう。
良い運営が出来るお店は、デリヘル嬢の質も良いお店になります。
デリヘル嬢の情報にも注目をしながら、風俗での遊びを失敗せずに楽しみたいものです!