以前の記事で、風俗店がコンサルタントを安易にいれてしまう危険性を取り挙げたことがありますが、
もう少し踏み込んで具体的なお話をしてみたいと思います。
今回は、
- 風俗専門の経営コンサルタント
- SEO業者
について、取り挙げてみたいと思います。
1については、風俗店も利益には波があり、状況が悪くなれば風俗専門のコンサルタントに分析をしてもらいながら、定期的な経営アドバイスをもらう、等の施策を考えるお店もあると思います。
2については、風俗店がネットショップの性質を持っていることから、切り離せない存在になってもいます。
そして、風俗のSEOは難易度が高く、経営者が最も苦しんでいる部分の一つでもあるでしょう。
まずは、一つ目のコンサルタントから。
どの業界にも当てはまることではありますが、コンサルタントを職業にしている人とは、実務的な能力が無い人がほとんど
…とも言えるかと思います。
念のためですが、
個人的にコンサルタントに恨みがあったり、といった経験があるわけではないのですが、
風俗業界、それ以外の多くのコンサルタントの人達とは、
- 「分析家(アナリスト)であり、実務家(プレイヤー)としての能力はない(または未知数)」・・・データを経営者に対して提示、提案をしながら、売り上げを上げる為の改善策を店舗のマネージャーや経営者に示す。アナリストとは実際的な実力がある様に見せたり、喋ったりするこも、お仕事でもあります。(平たい表現をしてみると、データ屋さんということになります。提示する資料に説得力を持たせる為でもあります。)
- 「実際の現場において、プレイヤーとして発揮できる実務的な技術や能力はほとんど無い為、コンサルタントをしている」・・・現場における実務能力があるとしたら、風俗業界であれば自分の店舗を持ちながら、コンサルタントで生計を立てながら得ている収入の何倍をも、実務を通して稼ぐ状況に変える。
ということになります。
冷淡な言い方になってしまいますが、
コンサルタントをしているという事実そのものが、プレイヤーとしての実際的な能力はない、ということでもあります。
スポーツに例えたら「審判」は、その競技のルールをほとんど完全に把握をしています。
勿論、審判が下すジャッジには誤審が付きものですが、
競技の中で複雑に状況が絡み合った場面でも、どのルールを適応したら良いかという判断が瞬時に出来る人達でもあります。
しかし、
ルールを完全に把握をしており、瞬時にどのルールを適応したら良いか、ということがどれだけ詳しく分かっていても、プレイヤーとして競技をしてみると上手に出来なかったり、勝てなかったりする
ということから、
選手よりも圧倒的に収入、所得が少なくなってくる審判をしている、ということになります。
その競技に対する能力(実戦で勝てる能力)があれば、わざわざ収入面で選手(プレイヤー)には大幅に負けてしまう審判をする人などはいません。
(怪我による引退などの特殊な例は除きます。)
そして、2つ目ですが…
上記のことはSEO業者にも全く同じことが当てはまります。
風俗店、あるいは他のあらゆる業界に営業を掛けてくるSEO業者にも全く同じことが当てはまります。
例えば、
「〇〇(←地域名) デリヘル」、
「〇〇(←地域名) 風俗」等というとても難解なキーワードで、そのお店を検索順位を1位に上げられるのであれば、SEO業者を続けることはありません。
風俗の経営者になり、その地域でSEOの検索結果の一位に押し上げて、自分自身を何倍もの収入が得られる状況にします。
本当に順位を上げることが出来るSEO業者は、
SEO対策を職業にするのではなく、自分のやりたいあらゆる職業が出来る人たちでもあります。
実際に、大手のSEO業者は引き受けた仕事を自分たちでやらずに、
下請け会社に回しているとこも珍しくなかったりします。
これも、当然と言えば当然です。
わざわざ月に5万円、10万円、数十万円くらいの月額料を得る為に、非常に難易度が高いSEO対策に膨大な労力を使うことは無いからです。
言い換えてみると、
月に5万円~数十万円くらいを得ながら、他人に月額にして何百万円、または何千万円を儲けさせる手助けを仕事にする人は居ません。
…突然ですが、締めに入ります。
今回は風俗業界に居れば、多くの営業を受けることになる、
コンサルタントとSEO業者について取り上げてみましが、
結論は…なるべくなら利用しない、またはそれらを導入する際にはとても冷静な判断をしながら業者を選定することです。
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